2-5契約書のサイズや体裁について

さて、一通り契約書の中身についてお話したところで、
契約書の体裁についてお話したいと思います。

まず用紙サイズについては、一般的にはビジネスの基本であるA4用紙です
(私が小学生のころはB4が一般的でしたが、いまでは小学生もA4のようですね。)。

用紙が複数枚にわたるときは製本します。 単純にホチキスでとめるだけの企業さんもありますが、
それからさらに製本テープなどで綴じるのが一般的です
(不器用な私はこの製本が苦手です。テープが曲がってしまったり、しわができてしまったり。)。
両面印刷は裏の文字が透けて見えてしまったりして読みづらいのであまりしませんが、
枚数が多いときなどはしている場合もあります。

書体は明朝やゴシックが一般的です。 細すぎると読みづらいですし、
落語で使われるような太い字ですと、改ざんなどがされがちですので、好まれません。
一般的に読みやすい文字で書きましょう。 また契約書には印紙というものを貼る必要があるものがあります。
要は契約を結ぶ際に国に税金を納めなければいけないのです。
国が何をしてくれるわけでもないのに、恐ろしい話です。 自分の契約書に印紙が必要かどうか、
国税局に問い合わせるなりHPを見ていただけると だいたいわかると思いますので、ご確認ください。