出向契約書の雛形(ひな形)サンプルと
書き方のポイント、労災等


最近「出向契約」というものをよく見かけます。
そもそも「出向」とはなんでしょうか?
◆出向とは・・・
 「従業員が自己の雇用先の企業と何らかの関係を保ちつつ、
 他の企業と新たな雇用関係に基づき、相当長期間にわたって当該企業の
 業務に従事すること」です。

ただし、実は出向に関して明確にさだめた規定はありません。

この出向を見ていて「似てるなー」と思うのが「派遣」です。
派遣とは何が違うのでしょうか?

両方とも就業先で指揮命令を受けますが、違いは2つあります。
(1)就業先との労働契約の違い
  出向の場合は出向先の従業員としての地位をもつ(出向先と労働契約を結ぶ)、
  つまり出向元、出向先と二重の労働契約が存在します。
  派遣はあくまでも、指揮命令を受けるだけで、派遣先との間に
  直接労働契約などは存在しません。
(2) 目的の違い
  もう1つは目的の違いです。
  派遣の場合はスタッフを就業させることで利益を得ますが、
  出向の場合は主に以下のような目的のために「業とはせず」に行うこととされています
  ・雇用機会の確保・経営
  ・技術指導
  ・職業能力開発
  ・企業グループ内の人事交流 
  →つまり出向ということで利益を得てはいけないのです。

最近では
・コンプライアンスの問題で、外部の会社(業務委託先)に仕事を任せづらい
・派遣スタッフの受け入れでは、なかなかよい人材を雇えない。または派遣資格がない。
といった理由から、よい人材を「出向」という形で、業務に従事してもらおうといった
流れも見受けられます。

しかし、上記のようなコンプライアンスを重視するあまり、
「業務委託」を回避して、逆に偽装出向などの別のリスクが生じるといったことも
生じてきております。


◆出向と社会保険、労災について
また、出向において問題となるのが、「社会保険・労働保険」です。
在籍出向の場合は出向元と出向先の両方に雇用契約が存在しますので悩みますよね
一般的には
・健康保険・厚生年金・雇用保険=出向元
・労災保険=出向先
という形をとるケースが多いです。

給与の支払いは出向元が行うことが多いので、その場合、健保等は出向元が支払います。
注意したいのは労災です。 
労災は原則的に出向先で加入・支払をします。
労災は業種によってその保険料率が違いますし、その就業場所にて加入するものとなっています。
出向元のまま継続加入していると、労災事故が起きても労災認定が受けられないといったケースが
出てくる可能性もありますので要注意です。

顧問の社労士さんなどにも確認いただき、

内容を正しく理解し、取引先と正しく契約を交わしたいですね。




出向契約書の書式雛形(ひな形) 無料公開中!


出向契約書書式雛形ひな形無料 面倒な書類がたったの10分程度で準備できます!24時間利用可能!
 行政書士や法務担当などの専門家のノウハウが凝縮!
 圧倒的なコストパフォーマンス!
おかげさまで月間ダウンロードランキング No.1 獲得!!
(※デジタルコンテンツの日本最大級オープンマーケット「DL-Market」にて公開)

  bt1     bt2