前回お話した請求書に関して、
今回はエクセルによる請求書テンプレート・雛形作成時に
役立つポイントをご紹介したいと思います。

(1)消費税の計算
 消費税額の計算方法が毎回違う取引先って結構多くみられます。
 四捨五入していたり、切捨てしていたり。
 これは相手方にとって非常にわずらわしいですし、
 「会社としてしっかりしていないな」と思われてしまいます。
 また、自社の経理上も好ましくありません。
 消費税を四捨五入にするのか、切捨てにするのか統一しましょう。
 なお、消費税を切捨てにする場合は関数を使うと便利です。
 ROUNDDOWN関数またはINT関数というものがありますので
 チェックしてみてください。
 消費税切捨て関数=ROUNDDOWN関数またはINT関数

(2)支払期限の記載
 一般的には請求日の翌月末までという企業様が
 多いのではないでしょうか。
 「支払期限:請求日の翌月末日まで」などような文言であれば
 毎月変更をしなくて良いですが、
 一般的には○月○日などと具体的な日付を記載することが多くあります。
 この場合も、記載するのが大変面倒ですので、関数を使うと便利です。
 
  翌月末日を表示する関数
 =DATE(YEAR(請求日),MONTH(請求日)+2,1)-1


(3)振込手数料先方負担
 振り込み手数料の負担を先方にする一文を追加。
 些細なことですが、これが結構大きいです。
 振込手数料が1件当たり500円として、
 月に100件あれば50,000円です。
 粗利率10%の会社とすると50万円の売上に相当しますよね。

こういうところからでも会社をしっかりと守っていきましょう!

なお、いますぐエクセルの見積書・納品書・請求書が必要という方は
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